MAKO
MIKA
レタリングと言えば定番の題材。その中でも「文字絵」はとくに何度も取り組んで
来ました。視覚伝達デザインの教材としては、制約の中でアイデアを発揮させるとても
有効な題材だと思います。ですがあまりに定番なので、すこし変化を持たせたくて違った切り口によるレタリング(?)の授業をしてみました。1年生の2学期に取り組んだ題材です。
お題は「トリックレタリング」
1年生の国語の教科書に「ちょっと立ち止まって」という文章があります。だまし絵を取り上げた文章ですが、おもしろい内容なのでいつか美術で取り上げられないかと考えていました。
1時間目 プレゼンを用意 一見矢印の集まりにしか見えない物を見せ
何と読むか聞きます。次に国語の教科書に載っていた、「ルビンの壺」を
見せるなど、「見方を変えることで読める」レタリングをしてみようと
目当てを示します。次に写真のように「図」と「地」で言えば「地」の部分に
注目させ、見立てをしてみます。アルファベット3文字でやってみて、みんなの
意見をきいてみるところで終了。
2時間目は自分の名前に取りかかり、アイデアスケッチ。
3時間目は下絵を台紙に転写。色鉛筆で着色はじめ。
4時間目着色完了。
というような流れで出来上がりました。
生徒たちには,難しい部分もあったようですが、結構楽しんで制作に取り組みました。
授業後の感想をみても、難しかったがとても面白かったというものが多くありました。
YUTO & HIBIKI
SAYAKA
KENSEI
MIZUKI
SHIERI & AKANE
MITO
SAYAKA & AYAKA
もう一人のAYAKA
DOG
最後の写真は1時間目での演習。DOGと犬の絵がリンクしている良い例のつもり。
色は色鉛筆ですが、別の方法もあるかもしれません。