図工美術OKAYAMA
2024-02-12T19:14:47+09:00
okachubi2009
岡山市の中学校美術科担当者による共同ブログです。 管理者メルアド okachubi2009*yahoo.co.jp (*を@に)
Excite Blog
水墨山水画2023 中学3年生の授業(1)
http://okachubi.exblog.jp/33258172/
2024-02-12T19:14:00+09:00
2024-02-12T19:14:47+09:00
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okachubi2009
中学校美術
前回は風景写真をお手本にして「臨画」(お手本を写す)ようにして描いた。生徒はお手本を基に楽しく描いていた。「何を描くか」は写真集から選べば良かったので、あとは「どう描くか」に意識すればよかった。今回は「何を描くか」をテーマを引き出すにはどうしたらいいか、アイデアが出ないでいた。NHKの「美の壺」の「水墨画」を視聴してヒントを得た。紹介していたのは「山水画」。見る人の想像力に鑑賞をゆだねる、描く方も全てを描き切るのではなく、自身も想像力を働かせて描く。 要するに「山水画」の性質に寄せていけば良いのだ。これならできそうな気がした。
水墨山水画について
水墨画はとは、墨を使い、墨の濃淡で表現される絵画。「にじみ」や「ぼかし」などといった表現技法を活かした方法で描かれる。
「墨に五彩あり」という思想に基づき、墨を使って、線だけでなく濃淡、ぼかし、かすれ、にじみなど筆を運ぶときの勢いの強弱などの技法を駆使して、立体感や色彩感を表現する。
どう描くか「技法」に注目した言い方
山水(さんすい)画とは、その名前の通り山や渓谷、水や川といった自然を題材にして描かれた作品のこと。また、山水画は実際に存在しない創造の景色を描く作品が特徴。ゆえに、山水画は写実性よりも芸術的で文学的な意味を重視し、作者の心情や思想を表現するために雄大な自然の光景を再構成する、という手法で描かれる。心の中で景色を捉えることや、実際に描く前に心の中で描き上げるが山水画の精神であり本質。
こちらは何を描くか「テーマ」に注目した言い方
「この絵は画家がすべてを描いているわけではありません。
画家がやっているのは 見る人の想像力を刺激することだけ
それを刺激することによって、見る人の中に山水の景を立ち上がらせる
これを思い浮かばせるのは見る人の想像力」
そこで自分で主題を発見させるために、以前彫刻を作ったときに用いた導入をアレンジしてみた。(2017年2月「抽象彫刻」を作る参照)
テーマを考えさせるために中国の五大思想をアレンジし、5つのテーマから表現してみたいものを決めさせた。
テーマは5つ。 ①日月(夜空、月や太陽) ②火(火や噴煙を上げる火山) ③水(海、大河、滝、雲、霧) ④木(大樹、大木) ⑤金土(大地、岩山、崖)
捨てずに取っておいた練習用紙の中から5つのテーマにあてはまりそうなものを選んで
風景に見えるように書き足していくことにした。
必要な準備を整えてスタートした。
1時間目 調墨&点を打つ
とき皿がひとり3枚。以前の実践から水が大量にいることが分かっていたので、集合机4人に1~2個バケツと給食室からもらった空き缶1、筆洗バケツ用意。
筆洗バケツ程度ではすぐに水が黒くなってしまうので、淡墨が作れなくなってしまう。
練習用に3枚あて紙を配る(紙は商品名「北斗」)濃墨・中墨・淡墨を作ってそれぞれの濃さで点を打つ。練習した紙は捨てさせない。新聞紙1日分(図書館からもらった)に全て挟ませる。時間があったらハンコ(1学期に作った印紐)を押させておくと、あとで評価のとき誰のものか分からなくならない。
2時間目 片隈(かたくま)&線を引く
一筆の中でグラデーションを作る方法。線は一気に紙の端から端まで、紙の外から始めて
はみ出すまで引く。漢字の「一」に字にならないようにする。何本も引く。
3時間目 にじみ・ぼかし・たらし込み&乾筆&余白 水の調整 図と地の反転余白部分を残して形を描く練習。
4時間目 鑑賞 想像をめぐらす経験 イメージの言語化・認知 アドバイス
練習したもの(9枚)から2枚を選んで、どんな風景が見えるか友達の練習作品を見て回る。鑑賞カードに見えたものを書いて作品の下に入れて回る。
5時間目 テーマを探す(五大思想を手掛かりに)
アドバイスカード読んで、参考にしたりして練習用紙に風景に見えるように書き足してみる。さらに資料を配って、風景のテーマを探らせる。
つづく
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令和6年度岡山県中教研美術部会県大会1次案内
http://okachubi.exblog.jp/33205206/
2023-12-29T09:42:00+09:00
2023-12-29T09:42:58+09:00
2023-12-29T09:42:58+09:00
okachubi2009
中学校美術
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2023冬の部活動 地域の中で 巨大絵馬奉納
http://okachubi.exblog.jp/33191189/
2023-12-19T22:22:00+09:00
2023-12-20T18:27:54+09:00
2023-12-19T22:22:44+09:00
okachubi2009
部活動
前任者から引き継いで3回目、通算6回目の奉納となった。
来年の干支は「辰」。地域の方々が絵馬の搬出に来られて、何度も感謝されて
ちょっといい心持に… また来年も頑張ろう。
有難いことに1年間神社に飾って頂ける。下絵をプロジェクターで投影し下描きをする。
2年生が職場体験でまずは1年生が色塗りをする。職場体験を終えた2年生が細かいところを塗っていく。昨年描いたものをできるだけ残して時間短縮を図ったら、11月中には完成した。地域の方に喜んでもらえると、やる気も倍増!来年も頑張ろうという気持ちになった。
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対話型鑑賞 中学2年生 出前講座で体験
http://okachubi.exblog.jp/33135127/
2023-10-27T23:31:00+09:00
2023-10-27T23:31:48+09:00
2023-10-27T23:31:48+09:00
okachubi2009
中学校美術
対話型鑑賞を中学2年生が体験した。
岡山芸術交流2025のプレ事業の出前講座に応募して、実現した授業。
講師の「みるを楽しむ!アートナビ岡山」のみなさんに、学校に出張していただいた。
じっくりと作品をみて、できるだけ多くの生徒に発言してもらうために、クラスを半分に分け、少人数で作品を鑑賞した。机も後ろに送り、テレビとプロジェクターで写した画面を取り囲むようにレイアウト。いつもと違う授業の形だが、だんだん引き込まれて作品を見て発言をしていた。
当日はテレビ局や新聞の取材もあった。大いに張り切ったようだ。授業後にアンケートを取ったので、詳細はアンケートがまとまってからふたたび。
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自主研修会が始まります。
http://okachubi.exblog.jp/33059778/
2023-08-04T17:14:00+09:00
2023-08-04T17:22:48+09:00
2023-08-04T17:14:46+09:00
okachubi2009
中学校美術
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令和6年度岡山県中教研美術部会県大会に向けて 事前発表いたします。
http://okachubi.exblog.jp/33053922/
2023-07-28T06:26:00+09:00
2023-07-30T13:25:30+09:00
2023-07-28T06:26:26+09:00
okachubi2009
中学校美術
中身がかなりはってまして、分科会の枠の中では収まりそうにないこと、
少しでも早くこの内容を知っていただき、何かのお役に立てればとの願いから。です。
研究というよりは、これまで取り組んできたものを、下記の視点からまとめたものです。
(このブログにおいても過去エントリーしたものを多数含んできます。目新しいものではありません。)
テーマは、「生徒の造形的な見方・考え方を豊かにする!」です。
そして、キーワードは〔共通事項〕です。
県内外の皆様のご忌憚のないご感想、ご質問などお寄せいただければと思います。
左側のリンクより
「図工美術OKAYAMA1・HP」 カテゴリー:-2 2024岡山県中教研県大会
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県外の皆様、自主研修会のご案内です。
http://okachubi.exblog.jp/33047267/
2023-07-20T06:56:00+09:00
2023-07-21T05:40:28+09:00
2023-07-20T06:56:19+09:00
okachubi2009
中学校美術
なお、上記の内容に関しまして、止むを得ない変更が生じた場合は、こちらのブログでお知らせいたします。何卒ご了承ください。
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プレ県大会を開催 開催会場/開始時間変更しました!
http://okachubi.exblog.jp/33019140/
2023-07-01T10:16:00+09:00
2023-07-13T22:29:11+09:00
2023-07-01T10:16:33+09:00
okachubi2009
研修
13:15 受付
13:45 講師に村上尚徳氏をお迎えし、
来年度の県大会に向けて、
プレ大会を開催いたします。
詳しくは、各支部長さんから連絡があると思いますので、ご確認ください。
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部活動の記録 2023 5月 レザークラフト
http://okachubi.exblog.jp/32997327/
2023-06-11T12:25:00+09:00
2023-06-11T12:25:23+09:00
2023-06-11T12:25:23+09:00
okachubi2009
部活動
簡単なコースターを作る。5枚入りで1500円くらいの材料を購入し、一人1枚制作する。刻印棒、ゴム板、木槌で模様を付けていく。作品は染料で染める。「拭き染め」はぼろ布で作ったてるてる坊主のようなタンポに染料を吸わせ、少し余分な染料を取ったうえで、コースターの表面を軽くこすりつけながら
徐々に染めていく。染料で指先が染まってしまうのでビニール手袋は必需品。
コースターは刻印棒を選んで、刻印していけば良いのだが、少しアイデアスケッチをさせるとなかなか良いものができる。「こんな感じのものを作りたい。」と想像力を働かせて
イメージすることが大事。
早く終わった生徒はブックマーカーを作らせた。初めての体験で新入部員も楽しく活動できる。
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クロッキー帳をノートへ変更
http://okachubi.exblog.jp/32954167/
2023-04-22T00:03:00+09:00
2023-04-22T00:03:36+09:00
2023-04-22T00:03:36+09:00
okachubi2009
中学校美術
クロッキー帳から美術ノートへ。市販の学習ノートは罫線が入っていて絵を描いたりするのには向いていない。そう考えていた。だからこれまではクロッキー帳を使っていた。板書は下敷きを敷いて書けばよいし、ワークシートは左側に貼り付けさせてきた。これを3年間続けるとクロッキー帳はかなりぶ分厚くなる。これこそ学びの集積なのだと思ってはきたが、何枚ものワークシートを貼り込んだ30数冊のクロッキー帳は、一度に運ぶには重いと感じるようになってきた。
そこで転勤した一去年からクロッキー帳をノートに変えて、ワークシートではなく板書を工夫してきれいに取らせるようにした。どうしてもワークシートが必要なときは、必要と思える図版のみ印刷して貼り付けさせることにした。
ワークシートを多用するとワークシートの( )に書き込む単語だけ覚えるようになって、全体を見渡すように覚えることをしなくなるのでは?などと勝手に理由付けして、板書を計画して、これを書き写させるようにした。板書を写すので時間がかかるが、ここは割り切って板書を通した。2年間でほぼ1冊ノートを使い切ったが、丁寧に写し取られたノートを見るのは楽しい。あまり重くなっていないので運びやすい。
最初は 「スケッチから始めよう」「13歳の手」 「鉛筆で描いてみる」
「鉛筆を使ってグラデーション」 アクリル絵の具を使う前に座学「絵の具大図鑑」
2学期には「レタリングの世界」 「文字絵」練習~「名前/絵文字(なまえもじ)」へ 「絵文字」作りのために 文字の比較観察
「風神雷神図屏風」の比較鑑賞 風神雷神の模写
透視図法の練習ページ 1点透視 2点透視
透視図法の練習では罫線があることで水平や垂直を引くのが容易で描きやすかった。
文字絵の自主製作おもしろがって取り組んでいる様子が伝わってくる。
板書はこれからも工夫していきたい。改良の余地はおおいにある。
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中学3年生 美術の最後の授業 鑑賞
http://okachubi.exblog.jp/32915435/
2023-03-07T23:59:00+09:00
2023-03-08T09:25:52+09:00
2023-03-07T23:59:25+09:00
okachubi2009
中学校美術
あまり工夫はない。ビデオ頼みだ。今年は3年団に所属し、その生徒たちだったので授業を終えての感慨も深かった。終わったという安堵感ともっと何かできたかもしれないという後悔がないまぜになってやってきた。
授業はVTR付属ののワークシートを使って行うが、今年はラストメッセージを変えた。
ワークシートの感想は、真面目に書いてくれたものが多かった。気を使ったか?という感想も多かったが、ビデオを見て、生徒なりに感じてくれたのかなと思わせてくれる感想もあった。いくつか紹介する。
美術室にはゴッホの「ひまわり」の原寸複製画がある。これも利用させてもらう。
付属のワークシートにはこのような課題がある。
「私は生涯をかけて絵を描くことに打ち込む。
私にとって絵は( )だった。
私の生涯は( )だったと思う。」
ゴッホからのメッセージの( )の中に、自分のことばを考え、記入してみよう。
に対して生徒はいろいろな言葉を入れてくれたので、いくつか紹介したい。
「私は生涯をかけて絵を描くことに打ち込む。
私にとって絵は( 自分のための地図 )だった。
私の生涯は( 酸素を加え続けた炎のよう )だったと思う。」
つづきの生徒の感想
「これからの生き方について、自分のしたいと思うことを自分の心に従いながら、燃え続ける炎のように、しっかりともって生きていきたいと思った。」
「私は生涯をかけて絵を描くことに打ち込む。
私にとって絵は( 唯一の癒し空間 )だった。
私の生涯は( 絵に救われた人生 )だったと思う。」
つづきの生徒の感想
「情熱を持っていると今まで以上に努力したい。なりたい自分のために、情熱をバネにして熱くなりたい。将来の夢は人の支えになる仕事につきたいから、まずは高校に合格する。情熱をかけるものを見つけたい。」
「私は生涯をかけて絵を描くことに打ち込む。
私にとって絵は( 人生の一部 )だった。
私の生涯は( 絵を描くことに情熱をもててよかったと思える人生 )だったと思う。」
つづきの生徒の感想
「情熱をもつこと」は人生を生きるために必要なこと。自分の性格上あきっぽいから一つのことに情熱を持つことはなかなかないかもしれないけど、いろんなことに興味を持っていきたい。ゴッホのひまわりとか自画像とかはよく知っているけど、ゴッホ本人のことはあまりよく知らなかったから、知れてよかった。ゴッホの絵の描き方がけっこう好き。油絵の具でひとぬり、ひとぬりに感情がこもっている気がする。」
授業の最後のメッセージは末永幸歩著「13歳のアート思考」からスティーブ・ジョブズの言葉を引用した。
「仕事は人生の大部分を占めます。だから心から満たされるたった一つの方法は、自分が素晴らしいと信じる仕事をすることです。そして、すばらしい仕事をするためのたった一つの方法は、自分がしていることを愛することです。もし、愛せるものがまだ見つかっていないなら、探し続けてください。立ち止まらずに」
いい言葉だなと思う。今の自分の年齢だと実感をもってよくわかるが、15歳の生徒達にはどう響いたのかな。
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cool & stylish modern 直弧文 中学3年生の授業
http://okachubi.exblog.jp/32887798/
2023-02-05T01:06:00+09:00
2023-02-05T01:11:29+09:00
2023-02-05T01:06:34+09:00
okachubi2009
中学校美術
「直弧文(ちょっこもん)」は大きさ全国4位の造山古墳の陪塚「千足古墳」の内部に置かれていた。郷土のことをもっと知ってほしい。そんな願いを込めて、古代吉備王国や造山古墳、稲作や鉄生産、備前焼や備前長船などいろいろと関連づけて、岡山について教えている。(1時間目)前半は話。後半で直弧文を模写してみる。今回は「彩色直弧文」を描く。ヒントは北九州の彩色装飾古墳だ。おそらく古代人は色にもいろいろな意味を持たせていたに違いない。授業ではどのような色彩にするかトーン(色調)と直弧文のパワー(?)をリンクさせて考えることにした。
(2時間目)
「直弧文」には不思議な力がある。古代人は「再生」「鎮魂」の願いを込めたのかもしれない。現代でも「直弧文」にはパワーがある(とする。)お守りだ。では「直弧文」にはどんなパワーかあるか?それが伝わるように色彩とトーン(色調)をよく考えて「彩色直弧文」を描こう。
かなりムチャぶりである。授業タイトルはcool & stylish modern 直弧文とした。
まずは直弧文を描く。 定規とコンパスのみ 直線と円弧のみで描いてみる。
(3時間目)前回のつづき つぎに色彩のトーン(調子)について学ぶ。
トーンチャートを黒板に再現し、各トーンは「純色」と「白、黒、灰色」の混ざり方の違いであることを教える。ワークシートにペールトーン、ダークトーン、グレイッシュトーンを実現してみる。本来は絵の具で表現するべきだが、ここでは白・黒・灰色の色鉛筆の重ね塗りで表現してみる。とにかくトーンの変化は純色+白、純色+黒、純色+灰色の混ざり具合で決まってくることを理解させる。
(4、5、6時間目)色鉛筆で彩色。彩色にあたって、できるだけイメージしやすいように、以下のような手順で指導した。
①直弧文のパワーは?
例「魔除け」「恋愛成就」「金運アップ」「健康長寿」「合格」などまず決める。
②効用を連想できる色を2色選ぶ。(黒・白・灰色以外で。)
例1:「魔除け」を赤、「金運アップ」を黄色。 =2色は対照色相
例2:「健康長寿」で 緑と深緑を選ぶ。 =2色は類似色相
③選んだ2色のそれぞれの類似色の色鉛筆を選んで合計4色で塗ることにする。
例1:赤+赤紫で「魔除け」黄色+黄みの橙で「金運アップ」計4本
=2色ずつそれぞれは対照色相
例2: 緑+黄緑 、深緑+青緑 合計4本で「健康長寿」
=2色ずつそれぞれは類似色相
④それぞれの2色のトーンを決める。
※トーン(色調)はほぼ万人が同じイメージを持つ。
ペールトーン → 明るい さわやか 穏やか
ビビットトーン → 派手 にぎやか 元気など
ダークトーン → 重々しい 地味 大人っぽい
例1:「魔除け」 赤+赤紫 ダークトーンで 重々しく
「金運アップ」 黄色+黄みの橙は ビビットトーンで 派手に
=2色は対照トーン
例2:「健康長寿」 緑+黄緑 & 深緑+青緑 ペールトーンで穏やかに
=2色は同一トーン
⑤実際に色を塗るときは
ペール トーン → 白の色鉛筆で重ね塗りをする あるいは最初から筆圧を弱く塗る
ビビット トーン → 色鉛筆を 筆圧強く塗る
ダーク トーン → 塗った上から黒の色鉛筆で重ね塗をする
塗る前に一度ワークシートでお試しをさせる
7時間目には出来上がる生徒がでてくるので、提出票をしっかり記入させたり、ラミネ ート作業をして進度を調整する。
金運 恋愛運 推し運 類似色相 類似トーン(ライトトーン:かわいい 明るい)
魔除け 恋愛運 類似色相 同一トーン(ブライト:はなやか) 家内安全運 対照色相 対照トーン(ブライト:明るい)光=イイこと のイメージ健康運 合格運 対照色相 対照トーン←※たぶん類似トーンの間違い
(ブライト:明るい)暖色系に合格のイメージ 緑に健康のイメージを重ねたようだ
健康運 類似色相 対照トーン←※たぶん類似トーンの間違い
明度の違いを対照トーンと勘違いか 類似トーン(ライト:明るい)
澄んださわやかな感じが健康をイメージ
健康 金運 厄除け 健康 安全 恋愛 合格 などすべて
補色色相(黄と紫) 類似トーン←たぶん対照トーンの間違い
(ディープ:和風な)と(ビビット:派手) 黄色=金運
健康運 類似色相 類似トーン(ビビット:いきいきした)
緑の葉をイメージ 緑が健康を連想
金運 恋愛運 合格運 類似色相 対照トーン←たぶん同一トーン(ブライト:明るい)の間違い レモン色が金運 オレンジが合格 ピンクとうす紫が恋愛を表現 魔除け 類似色相 類似トーン(ライト:さわやか)←ディープという感じだか…
魔除け 類似色相 同一トーン(ディープ:深い、伝統的な)
魔除けにはダークで力強い色合い(悪いものが追い払われる色)がイイと思った
トーン(色調)を正確に把握して表現することが難しいのがよくわかる
授業を終えて・反省
ややこしい操作になったので、どのようなトーンで作品を仕上げたいか、ひっきりなしに机間巡視をしながら個々に確認して授業を進めた。トーン(色調)は「ほぼ万人が同じようなイメージを持つ」という性質を頼りに、表したいコトを色彩とトーンのイメージとを結びつけて表現させてみた。知的な理解が必要で、決してねらいどおりにいってないが、生徒が応えようとしてくれたのがうれしかった。あまり理解が出来ず、結局は自分の好きな色鉛筆を4本で塗り進める生徒も多かった。そういう生徒には、「こういう配色になっているから、これを表したいのかな?」と後付けでねらいを確認していった。
なんとなく好みに頼って配色をさせてきた部分を、意図をもって配色させる試みだったが、いろいろな方にご指導いただきたい。
直弧文の授業は他に 2010年7月 2013年1月 2018年9月 2020年5月 投稿を参照
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木製マグネットバー製作 美術部の活動
http://okachubi.exblog.jp/32878843/
2023-01-25T21:06:00+09:00
2023-01-25T21:06:11+09:00
2023-01-25T21:06:11+09:00
okachubi2009
中学校美術
木の長さが15㎝と短く、デザインの余地が少なくバリエーションが乏しかった。今回はほぼ1.5倍の24㎝長さになり、先端部分を尖らせていく必要もなくなり、よりデザインに工夫の余地が増したように思う。
グラデーション、リピテーション、シンメトリーといった造形要素を目に見えるようにするには、短いより長いほうがよりわかりやすい。
またボールペンでは同じデザインで1周するので、幾分作業に飽きが来ていた。マグネットでは裏面(磁石面)を彫る必要がなくなるので、上から見える部分を彫ればよいので製作時間がいくぶん短くなった。
着色はウッドステンではなく、アクリルガッシュにした。木の材質感が失われてしまったが、様々な着色が現れ、
バリエーションを増やすことができた。
まず部活動で取り組んでみたが、授業でするにはまだ改良が余地がある。
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冬の部活動 地域と繋がる 絵馬奉納
http://okachubi.exblog.jp/32850115/
2022-12-24T18:19:00+09:00
2022-12-24T18:19:50+09:00
2022-12-24T18:16:47+09:00
okachubi2009
中学校美術
※御前神社 創建 神亀3年(726年)だからもうすぐ1300年になる。
亥年2019から依頼を受けて奉納を始め、今年で5枚目。卯年2023 を先日奉納した。
前任の方からバトンを受けて2回目。今年もなんとか仕上げることできた。
美術部員も楽しみのようで、正月には初詣に行って写真を撮るのだそうだ。
1年間ずっと飾って下さるのでありがたい。
スタートは11月の第2週 メインのウサギの下絵をプロジェクターで映し出す。
ウサギなので「鳥獣人物戯画」のウサギを彷彿とできるように、輪郭線を強調する描き方を提案した。
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夏の部活動 ②共同制作
http://okachubi.exblog.jp/32846877/
2022-12-20T23:49:00+09:00
2022-12-20T23:54:37+09:00
2022-12-20T23:49:45+09:00
okachubi2009
中学校美術
そして今年は「ゲルニカ」にした。原寸大で一部を切り取る。
全体の大きさは、原寸の一部で見る人に想像してもらう。
ピカソが一人で描いた大変さをあらためて実感する。
夏休み中に完成させ、2学期の文化祭で展示した。
2学期には2年生が広島に研修に行く。
ロシアのウクライナ侵略は今も続いている。
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